暑い日が続き、なんとなく身体がだるい、食欲がないなどの症状はありませんか？
ご高齢者の夏バテには暑さやのどの渇きに気づきにくく、食欲が落ちて体調不良を悪化させやすくなりやすいという特徴があります。

夏バテ・熱中症の予防するためには、
①飲料水は2～3時間おきに少しずつ
　「1日に必要な水分量の目安＝体重×３０ｍL」で例えば、体重60㎏の人では約1.800mlと言われています。そのうち、約1000mlは3食の食事で摂取できるので残りの約800mlを食事や休憩、起きた時、寝る前、入浴の前後などに少しずつ飲むと良いでしょう。

②食事は1日3食、多様な食品をとる
　豚肉、豆類などに多く含まれるビタミンB1は、炭水化物に含まれる糖質をエネルギーに変え、疲労回復を助ける働きがあります。炭水化物、たんぱく質、ビタミンを基本に多様な食品群をバランスよく食べることが理想です。

③たまには惣菜や宅配も活用
　暑い日が続くと料理を作る気が起きないときもあると思います。そんな時は、即席みそ汁に豆腐と乾燥わかめを、納豆に梅干しを入れるなど「ちょい足し」で栄養素を補ってみてください。スーパーのお惣菜なども利用しましょう。買い物へ行くことが難しい場合は、家族や親戚などの頼るのもいいですが、ネットスーパーで注文したり、配達してくれる店舗を利用したりするのもいいですね。

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