大江山地域の見守り訓練に参加してきました
認知症声かけ見守り訓練とは、実際の認知症の方が行方不明になったり、外出中に困っている状況を想定し、地域の方が早期に気づき、優しく声をかけれるよう訓練を行うものです。
高齢化とともに認知症も増加しており、厚生労働省によると令和7年には65歳以上の高齢者の約5人に1人が認知症になると予測されています。認知症は脳の病気によるもので、誰もが起こりうることです。認知症になっても本人や家族を地域で見守り、支え合い、安心して暮らしていける地域づくりが必要です。
その取り組みの1つとして、10月19日に大江山地区で認知症声かけ見守り訓練が開催されました。大江山コミュニティ協議会が主催となり大江山自治会、民生委員、地域の方、中学生、地域のケアマネージャー、地域の事業所、みどり病院、区役所など多くの方が参加されていました。
訓練の前には、みどり病院・井上様より認知症についての講義がありました!
認知症の方への声かけのポイント
〇まずは見守る
〇余裕をもって対応する
〇声をかける時は1人で
〇後ろから声をかけない
〇優しい口調で
〇穏やかにはっきりした話し方で
〇相手の言葉に耳を傾けてゆっくりと対応する
講義の後はいよいよ実践となります。
グループごとに会場内を回り、困っている認知症の方に扮したスタッフへの声かけを行います。
みなさん講義で学んだことを活かそうと、積極的に優しく声かけをしてくださっていました!
終了後には「認知症の人への声のかけ方を知るいい機会になった」「こういう訓練がないと、認知症の人にどうしていいかわからないから、ためになった」との感想も聞かれ、参加者のみなさんにとって実りのある訓練になったようです!
連絡先
地域包括支援センター大江山・横越
住所:江南区三百地2312-1
電話:025-278-7860
FAX:025-278-7861
MAIL:houkatu4.10@celery.ocn.ne.jp