🌸ご家族様からの声🌸
先日大迎で最期の時を過ごされたご家族様より、有難い声を頂きました!
対象の方は類天疱瘡と腎瘻があり大迎に入所されました。はじめは 元気に過ごされていたのですが、具合が悪くなって入院され、退院ができるか懸念していたのですが、無事退院出来て戻ってこられた方でした。
病院では殆ど食べられない状態だったのですが、戻って来てからはいつもの場所に戻ってきたと思って下さったのか、少し食べてくださいました。
そしてある朝、朝食を召し上がる事が出来なかったと申し送りがあったので、小豆ゼリーをおやつに食べるかと聞くと、今食べると言ってなんと半分食べてくださいました!
その日の午後急に容態が悪化され、何とかご家族様に会って頂きたいと思いすぐお電話をし、何とかご家族様が間に合い、息を引き取られました。
先日荷物を引き取りに来てくださったときに、ご家族様とお話を致しました。その時、
「受診に行くと早く施設に帰る。っていつも言っていたんですよね。」と。
もしかしたら最期の時は大迎で過ごしたいと思って下さって退院して、ご自分の場所でご逝去されたのではないかと思いました。
人生の集大成である最期の時をどのように過ごして頂くか、エンド・オブ・ライフケアをどのようにするのが良いのか
お一人お一人違う中で、いつもこれが最善なのか、もっとやって差し上げられる事はなかったかと皆で考えながらケアしている現状です。
今回は短いケアしかできませんでしたが、「大迎に戻りたい!」と思って下さったことが本当にうれしく思います。
今後もご利用様に居心地の良い場所、最後まで居たいと思っていただける場所になるよう、これからも精一杯ケアに努めていこうと思います。
本当にありがとうございました。
ご冥福をお祈り申し上げます。